粗大ごみ処理施設
施設概要
電化製品類や家具類などの粗大ごみや金属、ガラス、せとものなどの燃やせないごみを処理する施設です。(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・パソコンは出せません)
1日に、粗大ごみは約15トン、燃やせないごみは約5トン処理することができます。
鉄類は資源として回収され、回収業者に引き取られリサイクルされます。燃やせる粗大ごみは細かく砕かれごみ焼却施設で燃やされます。
燃やせないごみの中で、鉄(スチール缶)とアルミ(アルミ缶)は資源として回収され、回収業者に引き取られリサイクルされます。
施設ができたのは?
平成24年4月です。
施設を作るのにかかったお金は?
7億5千万円です。
施設の能力は?
1日に、粗大ごみは約15トン、燃やせないごみは約5トン処理できます。
ごみを処理(資源回収)している時間は?
朝8時30分~夕方5時00分までです。
処理する方法は?
資源回収
燃やせない粗大ごみ(自転車やストーブなど)やスチール缶・アルミ缶はプレス機で押しつぶし、プレス成品にします。
焼却処理
燃やせる粗大ごみ(ふとん・家具など)は破砕機で壊して焼却施設で燃やします。
埋立処理
資源回収も燃やすこともできなかったごみは、埋立地に埋め立てられます。
機器設備
- 本施設は、「粗大ごみ系ライン」・「プレス対象物系ライン」・「不燃ごみ系ライン」の3ラインで構成しています。
- 粗大ごみ系ラインは、可燃性粗大ごみを破砕機で細かく破砕し、磁力選別機、可燃物不燃物選別装置で可燃物・不燃物・鉄に選別します。鉄はプレス機でブロックに成型します。
選別された可燃物は、可燃物貯留ホッパに貯留したのち、車両で焼却施設に搬送します。
また、粗大ごみ系ラインには、ベッドのマットレスを処理する機器や長尺物をせん断するせん断機も設置しています。 - プレス対象物系ラインは、鉄系の粗大ごみを直接プレス機に送り、粗大ごみ系ラインで選別された鉄と一緒にブロックに成型します。
- 不燃ごみ系ラインは、不燃ごみから処理不適物を手選別で除去し、磁力選別機、アルミ選別機、手選別で鉄・アルミ・びん・残渣に選別したのち、鉄及びアルミはプレス機でブロックに成型します。
- 他に、施設内や施設周辺の環境を良好に維持するために集塵設備や散水設備も設置しています。
計量機
搬入されたごみの重量を量ります。
不燃ごみ受入れホッパ
収集された不燃ごみを一時貯留し、定量供給します。
不燃ごみ系磁選機
電磁石を使って鉄分を選別します。
不燃ごみ手選別コンベヤ(アルミ選別機)
手作業により処理不適物や、びんなどを回収します。
せん断機・せん断物移送装置
木材などの長物をせん断し、短くしたものを粗大ごみ破砕機へ送ります。
粗大ごみ破砕機
二本の軸に取り付けられた刃物にて、粗大ごみを細かく破砕します。
粗大ごみ系可燃物不燃物選別装置
ふるいを回転させることにより、不燃物と可燃物を粒度で選別します。
粗大ごみ系金属プレス機
選別された鉄分を圧縮成型し、減容化します。
可燃物貯留ホッパ
選別された可燃物を貯留し、車両に積み込みます。
処理フロー
詳しくは、下記のPDFファイルをご覧ください。
処理フロー図(PDF:278KB)