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ごみ焼却施設
施設概要
処理能力 150t/16時間(50t×3炉)
処理方式 準連続燃焼式ストーカ炉
建設費 55億1,500万円
運転開始 平成7年4月
メーカー 川崎重工業(株)
ごみ焼却系統図
ごみを完全焼却し、“燃料”として利用する最新システムです。
ごみの流れ
収集されたごみは、ごみ計量機で重さを計られた後、いったんごみピットに貯められます。貯められたごみは、ごみクレーンによって、ごみ投入ホッパに供給され、焼却炉内に送り込まれて、焼却されます。
空気の流れ
ごみ焼却用の空気は、押込送風機でごみピットから吸い込まれ、空気余熱器で加熱された後、各ストーカの下から炉内へ供給されます。このように、ごみピット内の空気を使用することによって、臭気が外に漏れるのを防止しています。
燃焼排ガスの流れ
燃焼排ガスは、機器保護のためガス冷却室で水噴射されて温度を下げられた後、電気集塵器で細かいばいじんを取り除かれて、きれいな排ガスとなり、誘引送風機で強制吸引されて煙突から排出されます。
灰の流れ
ストーカで完全焼却されたごみは、灰となって灰押出装置へ落下し、灰ピットへ搬送、貯留された後、灰搬出車に積み込まれて最終処分場へ運ばれます。空気余熱器及び電気集塵器より排出される飛灰は、重金属類の溶出や灰の飛散を防ぐため、キレート剤により固形化処理されてから最終処分場へ運ばれます。