一般廃棄物埋立処分地施設
施設概要
埋立面積 29,961平方メートル
埋立容量 154,399立方メートル
浸出液処理量 70立方メートル/日
処理方式
埋立地 サンドイッチ方式
浸出液処理施設 凝集沈殿+回転円板+凝集沈殿+ろ過+消毒→焼却炉冷却水
建設費 18億2,000万円
運転開始 平成10年4月
メーカー 鹿島建設(株)、佐藤工業(株)、多田建設(株)、(株)双葉産商
浸出水の処理施設について
浸出水を最新の技術で処理し、再利用しています。
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浸出水の処理施設(PDF:147KB)
流入・調整設備
埋立地からの浸出水は排砂槽を経由後、原水槽から調整槽へ送られます。調整槽では水量・水質が平均化され、次工程へ定量移送されます。
第一凝集沈殿設備
スケールの原因となるカルシウム分を炭酸ソーダと反応させ、沈殿分離します。
回転円板設備
回転円板の表面に付着した微生物の働きで、溶解性のBOD成分の除去を行います。
第二凝集沈殿及びろ過設備
最終工程として、COD及び微細SS成分の除去を行います。
放流・再利用設備
処理水は消毒後、ごみ焼却炉の冷却水として再利用されます。
汚泥処理設備
凝集沈殿槽から分離された汚泥は、濃縮貯留後に汚泥脱水処理させ、埋立地に戻されます。
水処理プラント
完全自動化・省エネルギーの水処理プラントです。
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水処理プラント(PDF:298KB)
汚泥脱水機
濃縮汚泥を脱水し、減量化するための遠心脱水機です。
ろ過器
微細な浮遊性物質を除去するための、上向流式急速ろ過器です。
回転円板装置
直径3mの円板表面に微生物を付着させ、水中に溶解している有機物質を除去します。
地下ポンプ室
12台のポンプは、地下ポンプ室に集められ、一括管理されています。
中央監視盤
施設の運転状況がフローシートパネルで監視できます。また、処理水量により省エネルギー運転が可能な自動制御機能を持っています。